開幕へ、対外試合で最終調整 星稜、打線上向き /石川

<センバツ2019>  第91回選抜高校野球大会(23日開幕、毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に向け、星稜は対外試合をこなして最終調整する段階に入った。
選手交代による戦力差もあり単純比較はできないが、林和成監督は「昨秋より、飛距離も打球の速度も格段に良くなってきた」と打線に一定の評価を与えた。右手のけがに苦しんだ山瀬慎之助主将(2年)は9日に本塁打、10日は2試合で10打数8安打の固め打ち。通常の打撃練習メニューをこなせるようになって日が浅い中で結果が出たのは大きい。
昨春のセンバツ準々決勝で5番に座るなど、本来は上位打線を任されるべき選手。選球眼に優れた内山壮真選手(2年)だろう。
4試合で19打数9安打という数字もさることながら、三塁打と二塁打を3本ずつ放った働きも光る。下半身の踏み込みを重視したフォーム改良も順調。得点源として理想とする「長打もある1番」に近づいた自信もある。
今季初の対外試合を前に、8日に坊主頭をさらに短くした。物心ついたときから「理髪店に行ったことがない」。バリカンで刈るのは、父幸男さん(53)の役目だ。
息子の「手入れ」をしていると、「野球の話もいろいろできると幸男さんは笑みを浮かべる。俊足を生かして外野に転向してから打撃に集中できるようになったと、率直な思いも打ち明けるという。さっぱりした髪形で気分も一新。
「あとは本番(センバツ)でどれだけ成果を出せるか」と幸男さん。聖地で躍動する姿を早く見せたい。【岩壁峻】 ◇選球に課題 ○…昨秋の正選手以外で唯一先発出場の機会が巡った今井秀輔選手(1年)には課題が残った。
右翼で2試合起用されたが、スライダーばかりに狙いを絞り「甘い球が真っすぐ来ても見逃してしまった」と快音は響かず。10日の最終打席に放った二塁打でようやく長距離砲の片りんを示した。「思い切り(の良い)スイングができなかったと今井選手。
持ち味をもう一度見つめ直し、出番を待つ。

 
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