巨人・坂本工、圧巻の2回5K 独学フォームで開幕1軍グイッ

◇オープン戦 巨人2―3ソフトバンク(2019年3月13日 ヤフオクD)  育成から支配下登録された巨人の3年目・坂本工宜投手(24)が13日、ソフトバンクとのオープン戦に5回から登板し、2イニングで5三振を奪う快投を見せた。
坂本工が、支配下登録されてから新幹線のようなスピードで突き進んでいる。「一人一人に向かっていこうと思って、いい結果につながりました」。日本一の強力打線に真価を発揮した。
5回の3者連続三振。全て初球ボールから入ったが立て直した。まずは同じ育成出身の甲斐。
フルカウントまでいったが、スライダーで見逃し三振。原監督も「成長の跡が見られる」と評す。続く川島をフォークで、今宮を145キロの直球で空振り三振に斬った。
「ある意味行き帰りの新幹線が、夢の懸け橋になった」。関学大準硬式野球部出身で16年育成ドラフト4位入団。ファームの休養日には「遊びたい」という気持ちを抑え、兵庫まで足を運んで大学時代から習うトレーナーの指導を受けた。
往復6時間の車中。流れる景色を見つめ「何くそという気持ちもあった。こういうふうになりたい。」
育成から何としてもやってやると思い描く時間になった。上から投げ下ろす投球フォーム。直球は140キロ台中盤ながら切れがあり、角度のあるフォークで三振が取れる。
大学時代から足を踏み出したときに開く股関節の角度、テークバック時の右肘の角度を数字で把握。入団時には「腕は45度がいい。分析、検証、実行してきた」と話し、試合中にも修正できる。
6回は柳田に中前打を許したが、いずれもフォークでデスパイネ、塚田を連続三振。5奪三振で2回無失点だ。現在は11泊12日の遠征。
京セラドームでも好投し、新幹線で新大阪駅から新神戸を越えて、博多駅に乗り込んだ。オープン戦防御率は0・00を継続する。
野手では08年隠善智也がいるが、育成入団投手が支配下登録即、開幕1軍となれば球団初。さらに勝利の方程式へと、線路は延びる。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。