イチロー、快音響かずも「特別な開幕」 存在感は別格

厳しい表情のイチローから一瞬、柔和な笑みがこぼれた。
日本でのメジャー公式戦は7年ぶり。「特別な開幕。ちょっと違うとイチロー自身も独特の空気を肌で感じ取っていた。」
動くたびに、ファンがどっと沸く。打席に入るやファンは一斉にスマートフォンで撮影した。“主役”は紛れもなくイチローだった。
大リーグ19年目の今季はマイナー契約で始動し、開幕前の実戦は24打席連続無安打で終了。「キャンプの結果を踏まえれば、ここ(東京)にいるのは本来ありえないと振り返る。この日はヒットこそ生まれなかったが、サービス監督は「スイングはよかった。」
(21日の試合も)どこかで使うと起用を明言した。今回の開幕戦ではベンチ入り枠が28人に戻る。開幕2試合が今後の去就に影響を与えることは、イチローも自覚しているはずだ。
ただ、どんな状況でも準備は怠らず、野球と真摯(しんし)に向き合う。イチローの美学が凝縮された開幕戦だった。

 
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