センバツ山梨学院 第3部・戦力分析/下 秋の公式戦、堅守で勝利 練習時間7割守備に /山梨

<第91回選抜高校野球 センバツ高校野球>  ◇ミーティングで意識統一  練習で最も時間を割いているのが守りだ。
横浜高元部長の小倉清一郎さんが臨時コーチに就任し「一塁、エンドラン」「ランナー一、二塁」などと具体的な場面を設定して練習を重ねている。ボール回しでは球を投げる際に体を1回転する動作を加えている。強制的に投げづらい動きを入れ、どんな状況でも正確な送球ができるようにするのが狙いだ。
守備力は着実に上がっており、関東大会での挟殺プレーはいずれも走者を仕留めた。吉田洸二監督は「練習中に球を投げる回数が格段に増え、選手全体の肩の力が上がった」と話す。センターラインは堅く、中継プレーでは、菅野秀斗二塁手(2年)が内野陣を引っ張る。
小吹悠人遊撃手(1年)は50メートル5・97秒の俊足で、守備範囲が広い。1年生ながら正捕手を務める栗田勇雅捕手は、メンタルの強さを買われた。
吉田監督は「関東大会を通して実力が上がった」と評価する。投手が緊張していると感じ取ると、アウトコースにミットを構えて「ボールでもいい」とメッセージを送る。選手たちは「野球ノート」を付け、練習で試した守備のフォーメーションや反省を記録している。
多くの野球部員は寮で生活しており、消灯時間前にミーティングを開く。守備練習を総括し、時にはホワイトボードを使って意識の統一を図っている。

 
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