斎藤佑樹が信頼を得るために与えられる役割 1軍生き残りへの「道」となるか

20日、マリナーズ―アスレチックスの日本開幕戦が東京ドームで行われた。
そのイチローの去就にも注目が集まる中で、3月29日に日米同時開幕を迎える。気になることの一つに、日本ハム・栗山英樹監督が明かさない斎藤佑樹の起用法がある。キャンプからの斎藤の実戦登板成績を振り返る。
普通なら先発投手がロングリリーフする戦法だが、斎藤は一向に増えない。すぐに思い浮かぶのが、メジャーで昨季話題になった「オープナー」だ。救援投手がロングリリーフする戦法だが、斎藤の位置付けはあくまでも「先発」だ。
投球回数も2~3回である。斎藤はここ3年でわずか1勝しかしていない。先発したのは16年3度、17年6度、18年2度。
最長イニングは6回で1度しかなく、平均投球回数は5回にも満たない。4、5回にも満たない。4、5回になると打たれたり、四球で崩れるケースが目立つ。
打者を圧倒するような球威はなく、決め球と呼べる変化球もあるとは言いがたい。丹念にコースを突き、打者との駆け引きのうまさで抑えていく。ただ、回が増えるごとに危険信号がともるのも事実だ。
崖っぷちで迎えるプロ9年目。「斎藤再生への打開策がオープナーの変形版か。先発して短い回を抑える。」
試合を安定させ、2番手の投手に早めにバトンを渡す。相手打線の目先を変えることにもなり、シーズン終盤やポストシーズンでも行うスクランブル継投である。木田投手チーフコーチは斎藤の起用法について「プランは無数にある」と言う。
斎藤は16年に中継ぎで起用されたが、球威で抑える投手ではない。本人は「与えられた位置で投げることが大事」と話すが、早実、早大でエースを務めてきた男は、やはり根っからの先発タイプだ。ただ、結果を残していない以上は、やはり根っからの先発タイプだ。
先発して2、3回をきっちり抑え、勝利に貢献する。もちろん、先発投手は5回以上投げなければ勝ち星はつかないが、信頼感が増せば投球回数も増えるかもしれない。それが、斎藤佑樹の「生きる道」である。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。