【林昌範の目】巨人は小林? 炭谷? チームのカギを握る各球団の「開幕捕手」に注目

いよいよ開幕まで2週間後に迫りました。
昨年の日本シリーズでソフトバンクの甲斐拓也捕手が6連続盗塁阻止のシーズン新記録でMVPを獲得したのは記憶に新しいと思います。甲斐選手は「甲斐キャノン」の異名で鉄砲肩です。相手球団からすれば、足を絡めにくいので攻撃の選択肢が限定されます。
走者を出しても捕手が阻止してくれるのは、投手にとっても非常に心強いです。広島の會澤翼選手も「打てる捕手」として魅力的です。昨年の盗塁阻止率はリーグ4位の.245。
今年もオープン戦から17日終了時点で打率.588、1本塁打と絶好調です。クリーンアップを打つ力も十分あるので打撃も楽しみですね。また、先輩の石原慶幸選手という良きお手本から影響が受けた部分も大きいと思います。
配球術に磨きをかけて投手をリードする目配り、気配りも欠かさず、チームの扇の要として投手と良好な信頼関係が築けているように感じます。かつては巨人・阿部慎之助選手、元ソフトバンク・城島健司選手ら攻守で不動のレギュラーで固定したい気持ちは各球団あると思います。
捕手は過酷なポジションで、優勝しないと評価されにくいポジションでもあります。15年から4年連続優勝を逃している巨人も正捕手争いが注目されています。開幕戦はエース・菅野智之投手との相性を配慮して小林選手がマスクをかぶるか興味深いです。
開幕投手が注目されることが多いですが、チームの命運を握る「開幕捕手」に注目してみるのも面白いのではないでしょうか。

 
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