ロッテ・バルガス両打席弾 陽気な性格と繊細さ武器

<オープン戦:巨人5-8ロッテ>◇23日◇東京ドーム 陽気なゴリラがキングコングになった。
まず左打席での2回2死。菅野の初球、133キロスライダーを「いつも以上に積極的にいった」とかっ飛ばした。天井すれすれの軌道で右翼席後方の「旭化成」看板に直撃。
推定150メートル弾でねじ伏せた。左でたたけば、右でもたたく。
左右での推定150メートル弾にも「普通です。100%でスイングしないように心がけている」と余力残しを強調した。本能だけでなく、計算高くアーチを描く。
もともと右打者だが、ツインズに入団後の09年にスイッチヒッターを始めた。「遊びで左で打ったら、それがホームランになったんだ」。天才肌…ではなく左打席では約907グラムの白バットと最も適した道具を選ぶ繊細さを兼備している。
試合前までは34打数2安打、打率5分9厘と苦しんだが「リプレーを見るのが楽しみ。明日もガンバルガス」と手応えをつかんだ。陽気な性格も武器だ。
本塁打後に胸をたたく「ゴリラポーズ」と「ガンバルガス」のワードもなじんできた。報道陣を見かけると「ハイハイハイハイ」と連呼し続ける。千葉から乗り込み、見事に東京を破壊。
開幕に向けてお目覚めだ。

 
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