竜爪・西奈中、8強 小林が1失点完投&全2打点

◆軟式野球 全日本少年春季大会第2日(23日・草薙球場ほか)  今大会唯一の合同チームの竜爪・西奈中も2回戦を勝ち、迎えた3回戦で4番・投手の小林一真(竜爪中2年)が1失点完投、バットでも1安打2打点の活躍。
3回戦7回2死、最後の打者を三ゴロに仕留めた竜爪・西奈中の小林は捕手の和田とグラブを交わす。味方失策で1失点したが、散発2安打、与四球1とほぼ完璧な内容で相手を寄せ付けず「いい結果を残せました」と胸を張った。入学時は外野手。
昨年遊撃に転向し、同秋からは山田寛之監督(42、竜爪中教)の勧めで投手との二刀流を始めた。「自信があるというカーブを主軸にゴロでアウトを重ね、7回をわずか81球で料理。練習中は期待の大きさから、山田監督に何度も厳しく叱られたというが、悪癖だったインステップを矯正し、大舞台で恩返しできた。」
指揮官も「今日は小林に尽きる。一番怒ってきたかいがありました」と“孝行息子”に最敬礼した。「小さい頃から憧れてきたのがマリナーズ・イチローだった。
日米通算4367安打の極意を盗もうと、日頃から動画サイトを熱心にチェック。21日のアスレチックス戦もテレビにかじりついて最後の雄姿を目に焼き付けた。「引退はさみしい」。
自分自身は目の前の一戦に全力を尽くすことを固く誓った。2回戦の東風平中戦は5回2死二塁で左前に先制打を放つと、3回1死三塁でも投前スクイズを決めチームの全2得点を自らのバットでもぎ取った。
1回戦は無安打に終わっていただけに「悔しい思いを返せた」と主砲の意地を見せた。24日の準々決勝は総社中クラブ(岡山)と対戦。小林は「一つずつ勝っていく」と鋭い視線で言い切った。

 
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