<センバツ>22年ぶりのアルプスに2千人 春日部共栄らしく、名産品や地元が舞台の映画の曲で一体に

第91回選抜高校野球大会が23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。
地元の春日部市を舞台にしたアニメ「クレヨンしんちゃん」のテーマ曲だ。六回には大ヒット中の映画「翔(と)んで埼玉」の主題歌「埼玉県の歌」が流れた。埼玉代表らしく、春日部代表らしくと、初めて取り入れた楽曲を吹奏楽部部長の小宮梨旺さん(17)は「選手たちの励みになれば」と力を込めて演奏した。
七回に披露したオリジナル曲も新曲で「熱を込めて演奏すればするほどゴージャスになる」。新曲二つのアレンジとオリジナル曲を作ったのはOBで東京音楽大新2年の中村郁真さん(19)在学中に甲子園で演奏できなかった悔しさと、お互いに応援し合った間柄の野球部への恩返しのために駆け付けた。
吹奏楽部の生徒たちがかぶっている麦わら帽子は春日部の名産品。1991年に選抜大会初出場したときに、当時の野球部副部長で応援部顧問の宇野禎弘校長(63)が考案した。宇野校長は「甲子園の応援で学校全体が一つになれる。」
あの時もそうだったが、今回も同じ」。約2千人が集まった応援席の熱気、生徒たちの一体感、春日部共栄の甲子園名物に誇らしげだった。応援団長を務めた野球部新3年の本田敬也さん(17)は、受け継がれてきた紺のブレザーに小豆色の腕章と鉢巻きを身にまとい、「声がかれても応援は絶対に負けないと声援を送った。
チームは敗れたが、春日部共栄らしさを前面に押し出した応援が選手たちの力になった。

 
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